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お知らせ

2023年10月13日

「はずれ」のホームステイを回避する方法 / ①現実とのギャップ

「はずれ」のホームステイって本当にあるの?

ホームステイには興味があるけど、ホストファミリーが酷かった話も聞くし…となかなか一歩が踏み出せないことはありませんか?ここでは、ホームステイをしてがっかりしないために、正しい知識と自分に合ったホームステイの選び方を考えていきましょう!


日本人が思う「ホームステイ」と現実とのギャップ

一番大切なのは、日本人がイメージするホームステイと海外での実際のホームステイとの間に大きなギャップがあるということ。
海外においてホームステイはあくまでも滞在方法の1つ。ほぼ全てのホストファミリーがボランティアではなく部屋と食事を提供することで収入を得ています。
ここでポイントなのは、留学生との交流は必須ではないということです。週末を一緒に過ごしてくれるホストファミリーもいれば、食事も別でほとんど顔を合わせることがないホストファミリーもいます。留学生が多い大都市になると、1家庭に複数人の留学生が滞在しているのが普通なので、「下宿」をイメージした方がいいかもしれません。

日本人が海外の方をホームステイとして受け入れる場合は、とにかく楽しんでもらおうと、何日も前から家を片づけ、どんなお料理にするか考え、たくさんの準備をして迎え入れます。家族の一員として普通に過ごすというより、海外からのお客様として歓待する「イベント」に近いかもしれません。

残念ながら日本人式の歓待をイメージして海外に行くとその違いにガッカリすると思うので、この違いを覚えておきましょうね。



バックグランドも様々

海外の多くでは日本とは比較にならない数の移民を受け入れているので、ホームステイ先もアジア系、アラブ系、ヨーロッパ系など様々です。中には家族間では英語以外の言語で話すホストファミリーもいます。
家族構成も様々で、片親のファミリーやご夫婦だけといった家庭も多く、「両親+子供」の家ばかりではありません。

「白人で子供がいる家庭がいい」と希望する方もいますが、残念ながら海外では人種差別としてアウトな発言になってしまいます。もちろん、現地にこのような希望を出すことも出来ないのです。

余談ですが、私はイランから亡命してきたお宅にホームステイしたことがあります。宗教的な迫害を受けて、銃を持った護衛の人にサポートしてもらって命からがら自国から逃げてきた話を聞き、今まで他人事だった海外のニュースが全く違う身近な問題として感じられるようになりました。海外に出て得るものは言語以外にもたくさんあると実感した体験です。



次は【②それって本当に「はずれ」?】では、実際に聞いたことがある「はずれ」の体験についてお話したいと思います。