前回までのお話はこちら▽

①「はずれ」のホームステイを回避するには？/現実とのギャップ
②「はずれ」のホームステイを回避するには？/これは「はずれ」？

ここからが本題の「はずれのホームステイを回避するには？」のお話になります。

ホームステイには種類がある

ホームステイには大きく分けて３つの種類があります。
まず１つ目がボランティア。これは今では非常に少なく、残念ながら一般的にはほとんどありません。教会などが慈善活動として行うもので、多くが経済的に余裕があり交流にも積極的なので、一番いい方法だと思います。

２つ目が①と②でもお話してきた一般的なホームステイで、部屋と食事を提供することで収入を得ているお宅です。ホームステイと言われるもののほとんどが、この一般的なホームステイとなり、残念ながら当たり外れがあります。

３つ目が「教師宅ホームステイ」。あまり知られていませんが、有資格の英語の先生のお宅に滞在するホームステイです。先生ですから、もちろん英語が母国語ですし、何よりも海外からの生徒さんを受け入れ交流することを楽しみにしています。②で書かれていたような「はずれ」はありません。

自分にあったホームステイを選ぶ

ボランティアのホームステイは今はほとんどないので、一般的なホームステイと教師宅ホームステイを比べてみましょう。

１か月以内の短期なら教師宅ホームステイがお勧め

数か月の中～長期の留学は別ですが、1～2週間の短期であれば断然教師宅ホームステイがお勧めです。
厳選されたファミリーのみが登録されているので、「はずれ」に当たる心配もないので安心して参加することが出来ます。

●英語レッスンの充実度が違う
まず、ホストファミリーが英語の先生というのが大きいです。もちろん英語が母国語ですし、話すスピードも考慮に入れてくれるので聞きやすい！
さらに、自宅のリラックスした雰囲気の中でのレッスンは、学校で学ぶのとは全然違います。学校だと先生がホワイトボードの前で立って話し、それを座っている生徒が聞くというスタイルなので何となく距離がありますよね。他の生徒もいるので、発言をするのにも勇気が要ります。
教師宅ホームステイの場合は、自宅のリビングや外のテラスなど日常の生活環境の中でレッスンをします。先生も生徒も同じテーブルに座って話すので、教室とは違ってとっても和やかな雰囲気。生徒は自分だけなので話す機会もたっぷりありますし、他の生徒がいないので間違っても恥ずかしくありません。レッスン内容をリクエストすることも出来るので、自分の弱点を集中して教えてもらうことも出来ちゃいます。

●24時間英語漬けの毎日
教師宅ホームステイ期間中は日本語ゼロ・24時間英語オンリーの生活となります。実はこれ、とっても貴重な体験。出来れば緊急以外スマホも見ないで、どっぷり英語漬けになってみてください。完全に英語オンリーの環境で過ごしていると徐々に頭の中が英語モードに切り替わってきて、英語のリズム感や単語の感覚などが分かってきます。これは日本で勉強していてもなかなかピンとこないので、教師宅ホームステイならではの醍醐味だと思います。
もちろん無理は禁物なので、さすがにキツイ…となった時はスマホで日本語に触れてリラックスすれば大丈夫です！

●フレキシブルにアレンジ可能
せっかく高い航空券代を払って来たのだから、滞在期間は最大限に楽しみたい！そんな声に応え、プログラムをフレキシブルにアレンジすることが可能になっています。
例えば、ガーデニングが趣味の方にはイギリスで「英語＋ガーデニング」なんていかがでしょうか。英国式のお庭を見学をしたり、ローカルのガーデニング好きが集まる園芸店に出かけたり、素敵なバラ園にあるカフェで英国紅茶を楽しんだり、あなただけの特別コースをアレンジします。自分が好きなことだと話も弾みますし、その国の文化により深く触れることが出来てプログラムがさらに充実します。もしかしたら、現地にガーデニング友達が出来るかもしれません。
その他にも、自然や動物好きな方にはニュージーランドでファームステイ、お料理好きな方にはイタリアのトスカーナ地方でマンマのお料理を学ぶなど、様々にアレンジが可能です。



短い期間でホームステイをするなら、それぞれの特徴を考慮に入れてどのホームステイを選ぶか検討してみましょう。
教師宅ホームステイに興味がある場合は、教師宅ホームステイ専門のホームステイプラスまでご相談ください。